- Home
- 吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術
カテゴリー:吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術
-
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「インバウンド大国」への道、歴史のビジネスチャンス
■老いる日本、生まれゆくアジア この連載も今回で最終回となる。最後に大きな話をしたい。 2040年代後半の日本人口1億人割れが迫っている。 このとき、65歳以上の人口比率は4割にのぼると、多くの調査機… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「ダメ社長」こそ勝者になれる?項羽と劉邦の分かれ目
■ニッポン企業は既に「四面楚歌」か? 「実は幻想、iPhoneの日本製部品頼み」――先日の日本経済新聞の報道に落胆された方も多いだろう。過去5年通算のアップルサプライヤーは今や台湾企業71社、米国企業60社、日本企業… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】レゴランドの躓きと荘子の知恵
■高額な価格設定が裏目に出たレゴランド 4月1日に鳴り物入りでオープンしたテーマパーク「レゴランド・ジャパン」(名古屋市港区)に早くも暗雲が漂い始めている。 隣接地で開業された複合商業施設「メイカーズ ピア」で… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】Amazon Goの脅威、キーワードは「沈黙交易」
■急拡大する「セルフレジ革命」 「人手不足もここまできたか」――馴染みのスーパーでセルフレジが導入され、こう思った方も少なくないだろう。今年1月にはフランスで「セルフレジが雇用を奪う」との反対デモまで起こっている… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】織田信長は「トカゲのしっぽ」をどう切った?
■感情を持つ「人」を切ることの難しさ トカゲのしっぽは切るべきか、それとも切らざるべきだろうか。 株式投資では「損切り」に当たる話だが、これはどんどんやるべしである。しかし、株券とは違う、血が通い、感情を持った人を「切る… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】けものフレンズと平将門の思わぬ「販路」
■村上春樹の新作を脅かす?「すっごーい」ベストセラー本! 村上春樹の書き下ろし新作「騎士団長殺し」が快調な出足で、早くも各書店のベストセラー1位となっている。待ち焦がれていたファンも多かったことだろう。 一方、ベストセ… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】東芝「からくり」の末路
■偉大な発明家「からくり儀右衛門」 東芝の重電武門の創業者である初代田中久重(幼名儀右衛門)は福岡の人で、幕末~明治の激動期を生きた人である。神社の祭礼で新しいからくり人形を次々披露して有名になり、「からくり儀右衛門… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】常識を疑え!「長篠の戦い」に隠された衝撃の新事実
(写真)長篠城本丸跡(愛知県新城市)。織田軍と武田軍の争奪戦が繰り広げられた城。豊川と宇連川が合流する断崖絶壁に立つ堅城。遠江・信濃・美濃に通じる三河の要衝だった。援軍要請のため脱出した鳥居強右衛門の逸話は有名。■イノベ… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】坂本龍馬に学ぶ必勝の「パクリ」術
■近代音楽に「オリジナル」は存在しない!? 今年も残すところあとわずかとなった。 世相的にはかなり騒然とした1年だったが、ひとつ印象に残っているのは東京五輪エンブレムをめぐるデザイナー佐野研二郎氏の疑惑事件、いわゆ… -
【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「君の名は。」大ヒットの驚くべき真実とは?
■常識を覆す大ヒット、その理由は何か 東宝が配給しているアニメ映画『君の名は。』が凄まじいヒットとなっている。 興行収入は10月16日時点で150億円を突破したが、邦画で150億円超のヒットは2008年の公開『崖の上のポ…