カテゴリー:どう見るこの相場
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「梅雨明け」は、関東甲信地方と兜町とでどちらが早いのだろうか?昨年2018年は、関東甲信地方の梅雨明けは、6月29日と統計開始以来、最速となり、梅雨明け前・後の猛暑で、環境省は、毎年7月1日から31日まで行っている「…
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■日米両市場の格差縮小にキャッチアップ?!
「ニューヨークがくしゃみをすると、東京は風邪をひく」といわれ続けてきた。7月18日はまさにこれで、前日の米国のダウ工業株30種平均(NYダウ)が、115ドル安と続落したのが響…
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ついつい「越えても越えてもホンダラホダラダホイホイ」とボヤキが口から出てしまう。かつて「クレイジーキャッツ」が歌ったヒット曲『ホンダラ行進曲』の一節である。昨今のマーケットは、重要イベントが目白押し、間断がないか…
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米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席のガチンコ首脳会談を前に米中メディアの空中戦があって、株価が上に下へと振らされ一喜一憂した。その20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)での米中首脳会談は、報道内容では香港メ…
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まるで将棋の終盤戦のようである。先手と後手が一手指すたびに形勢が変わり、楽観と悲観が交錯する。一方的に勝負手を放つのが、経済制裁連発の米国のトランプ大統領で、しのぎ切ろうとみえるのが中国の習近平国家主席とイランの…
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「棒ほど望んで針ほど叶う」という諺がある。兜町流に解釈すると、高望み、皮算用は往々にして期待外れ、失望に終わることを教えてくれていることになる。投資家の大化け必至として仕込んだ時の高揚感と手仕舞った時の苦笑いとの相反する…
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令和時代に入って早、5週間、日経平均株価がやっと週間で上昇した。前週(6月3日~7日)の週間の値上がり幅は556円高、上昇率は1.37%となった。もっとも週末7日の東証第1部の売買代金が、1兆6359億円と活況の目安…
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令和相場は、厳しいスタートとなった。まさに米国の相場格言の「Sell in May,and Go away(5月に売り逃げろ)」の通りとなった。歓迎ムードがいっぱいだった史上最長の10連休明け後からいきなりの株価続落で…
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微妙な言い回しが晦渋な「月例文学」そのものといっていい。内閣府が、前週末24日に公表した5月の月例経済報告である。分かったようで分からない。景気判断は下方修正したのに、景気認識そのものは据え置いて、「緩やかに回復して…
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ようやく国内市場の独自材料らしきものが出てきた。消費税増税の再々延期と衆参ダブル選挙の観測である。令和相場入りしてから2週間、米中貿易協議の動向により上へ下へと揺さぶられ、米国のトランプ大統領のツイートに右往左往…
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一体全体、何が起こっているのか、起ころうとしているのか、一般の投資家には到底理解できないに違いない。トランプ米大統領が、「中国はディール(約束)を破った」とツイッターに投稿したことが、何を指していたのか意味不明だっ…
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さしもの10連休が明けて、令和最初の5月相場がスタートする。米国には、「Sell in May, and Go away(5月に売り逃げろ)」などの相場格言もあって、10連休中の浮かれモードから平時モードへの転換に上手に…
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いよいよ史上最長の10連休を直前にした4月最終週相場である。悩ましいことこの上ない5日間となることは間違いない。早くも連休モードの凪ぎ相場となるのか、なお買い方の手仕舞い売りと逆日歩コスト増を警戒する売り方の買い…
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新年度入りの業績発表とともにスタートする今年の決算プレーは、例年とは異なりかなりイレギュラーとなりそうだ。5月中旬まで続く決算発表が、今年は史上最長の10連休中は発表がゼロと中抜きされるためだ。期間中に予定されている全…
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何とも悩ましい史上最長の10連休が、迫ってきた。皇位が継承されて「令和」がスタートし、祝賀ムードはさらに高まるだろうが、株式投資にとっては、市場が、10日間も休場となり不測の事態が起こっても臨機応変の売買ができな…
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新年度相場早々に「人気は時の花」か試される銘柄がある。AmidAホールディングス<7671>(東マ)である。同社株は、前年度期末の前週28日寄り付き段階に上場来高値4400円まで買い進まれ、昨年12月20日の新規株式公開…
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ルールが変われば、人気化する関連株や失望売りに見舞われる関連株が交錯することはよくある。例えば新年度入りとなる4月1日は、働き方改革関連法や改正出入国管理法が施行されるルール改正があり、マーケットが先取りしたように、業務…
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メモリアルな平成最後の期末相場だというのに、何だか雲行きがおかしい。まず今年1月には景気回復の長さを戦後最長と騒ぎ立てたのに、3月7日に至って内閣府が、景気の基調判断を「下方への局面変化」と下方修正した。どちらが景気実…
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いよいよ3月、年度末、最近は何にでも常套句の「平成最後」が前置きされる平成最後の期末相場である。しかし、平成だろうと昭和だろうと、「株価は材料より需給」といわれるように、期末の配当権利取りや機関投資家の益出し売り、お化粧…
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平均的な投資家の現在の心理状態は、江戸端唄風に推察すると「梅は咲いたか 桜はまだかいな」というところだろうか?日経平均株価は、心理的なフシ目とされた2万1000円台を回復して「梅」は咲いたが、さらに上値を追って「桜…
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前週末15日、米国市場のダウ工業株30種平均(NYダウ)は、443ドル高と急反発し昨年11月9日以来、約3カ月ぶりの高値をつけた。15日まで北京で続けられていた米中貿易協議が、今週もワシントンで継続して開催されることが…
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3連休前の日経平均株価の418円安・・・・・薄気味さを覚えた投資家の方々も少なくなかったのではないだろうか?昨年12月の急落相場と妙に符合したからだ。12月相場も、14日の日経平均株価の441円安が始まりで、そこ…
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「パウエル・プット」と「黒田バズーカ」のどちらが、マーケットに対するインパクトが大きいか比べると、米中の同じ中央銀行の金融政策ながら残念なことに「パウエル・プット」に軍配を上げざるを得ない。「黒田バズーカ」は、黒田東彦日…
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マーケットでは「石が浮かんで木の葉が沈む」などという超常現象は、日常茶飯事である。つい最近の「木の葉」銘柄といえば、東京製鉄<5423>(東1)だろう。今3月期業績の2回目の上方修正と自己株式取得を同時に発表し、株価は…
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日経平均株価の週足が、6週間ぶりに前週末終値を上回って引けた。3連休前の11日である。大発会が452円安でスタートし、今年の亥年相場が、どうなることやらと不安が募り、「弱気相場入り」観測なども幅をきかせたが、ようやく下…
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日本や米国で「2019年びっくり予想」の公表が相次いだ。年明け後の米国市場も、この「びっくり予想」を躍如させるような「びっくり相場」である。ニューヨーク・ダウ工業株30種平均(NYダウ)が、1月3日に660ドル安と急落…
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2019年は、日米とも選挙の年
新年2019年の干支は、「亥」である。相場格言では「亥固まる」とされており、株価にとってはそう悪くない年回りとなっている。しかし、前年の「戌年」相場が、格言の「戌笑う」に反して「泣き笑い」…
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ロータス投資研究所代表、中西文行 氏
テクニカルでは16000円割れに
世界の主要株価指数は、18年11月に過去52週高値から10%以上も下落し「弱気相場」入りを示した。12月17日に新債券王と称されるジェフリーズのガン…
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2019年相場展望
米中貿易摩擦の動向に左右される展開
2018年の東京株式市場は、欧米の長期金利の上昇を嫌気され、日経平均株価は3月26日に2万0347円49銭の安値を付けた後、企業業績の好調見通しを手掛かりに10月2…
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シニアアナリスト:水田雅展
2019年は前半が調整色でも年末高に向かう可能性
2019年の株式相場もトランプ米大統領の言動に敏感な1年となりそうだ。米中貿易戦争・IT覇権争いの動向が最大の焦点となり、前半は世界経済…
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