カテゴリー:コラム
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■政局と株価にトランプ・ディールが絡む不確実性
政局と株式市場、さらに国際的な通商問題において、「一寸先は闇」と「一寸先は光」が入り混じる不確実な情勢が続いている。国内政局では、石破茂首相が7月の参議院選挙での与党敗…
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■日銀政策転換の余波、新興市場が投資家の逃避先に浮上
日銀がETFとJ-REITの売却を決定したことを受け、9月19日、株式市場は大きく揺れた。日経平均株価は前場に上場来高値を更新したものの、一転して800円超の下げ…
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■少数与党の自民党、次期総裁に求められる多数派形成力と党再建のビジョン
自民党総裁選が22日告示され、石破茂首相の退陣を受けて茂木敏充前幹事長(69)、高市早苗前経済安全保障相(64)、林芳正官房長官(64)、小林鷹…
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■「異次元緩和」からの出口戦略、緩やかなペースで実施
日本銀行は、長年にわたる大規模金融緩和政策の出口戦略として、保有する上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(J-REIT)の市場売却を開始する。これは、肥大化した…
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■ED治療薬、薬剤師指導の下で処方箋不要に
厚生労働省の専門部会は9月18日、勃起不全(ED)治療薬「シアリス」(一般名タダラフィル)を、医師の処方箋なしで薬局で購入できる市販薬とすることを了承した。これにより、ED…
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■「フルスペック型」総裁選、5人の候補に市場の視線
自民党総裁選は、国会議員票と全国の党員・党友票が同数配分される「フルスペック型」で争われる。合計590票の行方は株式市場の大きな注目点であり、新政権への政策期待から…
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■9月相場は伝統的な調整期、短期は弱含みも反発余地
ビットコインは9月に入り下落基調を強めた。8月に一時1800万円台を付けた後、現在は1600万円近辺で推移している。市場では一段安への警戒感が広がり、テクニカル指標…
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■米利下げ観測や中央銀行の購入継続が需給を押し上げ
は9月1日、田中貴金属工業の国内店頭小売価格が1グラムあたり1万8001円となり、史上初めて1万8000円台を突破した。上昇傾向が続き、過去最高値を更新した形である…
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■パウエル講演と理事発言で緩和期待が強まるも判断はデータ次第
FRBはジャクソンホール講演で物価鈍化と雇用の減速を踏まえ、政策金利の引き下げに含みを持たせた。理事ウォラー氏も9月会合での0.25%利下げ開始を支持する…
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【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】
■広がり始めた「AI格差」
生成AIの利用が急速に広がり、職場の風景も大きく変わりつつある。資料作成や情報整理が効率化される一方で、「AIを使いこなせる人」と「そうでない…
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■最高値から一転下落、米金融政策の不透明感を映す展開に
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは2025年8月、円建てで一時1800万円台、ドル建てで12万ドルを超える過去最高値を更新した後、一転して急落する…
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■管理職・役員の男女比改善続くも、依然として半数以上が男性偏重
帝国データバンクは8月22日、全国2万6196社を対象に実施した「女性登用に対する企業の意識調査(2025年)」の結果を発表した。調査は有効回答1万62…
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■GDP成長率を0.4ポイント下押し、輸出1.3ポイント減
帝国データバンクは8月20日、米国の「トランプ関税」が日本経済に与える影響について試算結果を発表した。同社のマクロ経済予測モデルによると、関税が継続した場合…
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■短期はGPT−5が話題も、中期はGPT−ossが主役に
OpenAIは2025年8月5日、オープンソースの大規模言語モデル「GPT−oss」を発表した。従来のGPT−4やGPT−5などがクローズド型でAPIやクラウ…
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■円建てデジタル通貨が安心・低コスト決済を実現
JPYC株式会社は8月18日、資金決済法第37条に基づく資金移動業者として登録を完了したと発表した(登録番号 関東財務局長 第00099号)。同社は日本国内で初めて、日…
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■円安、米利下げ期待を背景に、夏枯れなき東京株式市場
8月18日後場の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、取引時間中と終値で共に2日連続の史上最高値を更新した。為替相場の円安や米国の9月利下げへの期待感が引き続き相場…
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■知的生産を加速する「道具」、万能ではない力をどう活かすか?
米オープンAIの最新対話型AI「GPT-5」は、専門家レベルの思考力を備え、ビジネスや研究の強力なパートナーとなりうる可能性を秘めている。一方で「使いづら…
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【米利下げ観測とETF資金流入が支え、調整局面は段階的に狙う】
■史上最高値圏、背景に米金融政策と旺盛な資金流入
ビットコインは2025年8月、円建てで1,700万円前後、ドル建てで12万4千ドル前後と過去最高値を…
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■東京市場に強気ムード、年初来高値銘柄が続出
日経平均株価は8月13日、史上初めて4万3000円台に到達し、6日続伸となった。前日の米株市場でNYダウやNASDAQなど主要3指数が大幅上昇したほか、半導体株指数SOX…
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■論理的推論と安全性を大幅向上
OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5」を正式発表し、無料利用者を含む全てのChatGPTユーザーへの提供を開始した。論理的推論能力やコーディング精度を強化し…
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■大手企業の好決算が株価押し上げ
TOPIX(東証株価指数)は8月7日から8日にかけ、取引時間中に3,031ポイントを超える史上最高値を2日連続で更新した。設立以来初の3,000ポイント台突破であり、日本株市場の広範…
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■上場13社客室単価が前年比12.6%増、需要拡大で上昇続く
東京商工リサーチは7月28日、訪日外国人の増加に支えられた客室単価と稼働率の上昇傾向が続いているとする調査結果を明らかにした。2025年3月期における上場…
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■日米金融政策と企業決算が鍵、市場は政権の実行力を注視
石破茂首相は、日米間の相互関税率を現行の25%から15%へ引き下げる合意に至ったと発表。この発表は、与党が参議院選挙で過半数を割り込む敗北を喫した直後ということ…
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■「REAL VALUE」トークン、31日から二次流通開始へ、過去最多のファンが支援
トークンプラットフォーム「FiNANCiE」を提供するフィナンシェは7月28日、堀江貴文氏、溝口勇児氏、三崎優太氏らが出演する経営…
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■石破続投か退陣か?与党内『下ろし』加速で分断深刻化
自由民主党と公明党による連立与党は、7月20日の参議院議員選挙で改選過半数を割り込み、参議院でも少数与党に転落した。石破茂首相は記者会見で、比較第一党(過半数に届…
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■訪日客消費が外貨獲得の鍵、関税リスク回避で注目
日本政府観光局は6月18日、2025年5月の訪日外国人旅行者数が369万3330人に達し、過去最高を記録したと発表した。インバウンド需要は好調に推移し、観光立国として…
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■短期調整を挟みつつ強気トレンド継続の見通し
ビットコインは2025年7月14日、ドル建てで12万3,153ドル、円建てで1,800万円超を記録し、いずれも過去最高値を更新した。7月中旬以降も1,700万円台後半から…
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■電力株の再浮上――生成AIと猛暑の“電力トリガー”
東京電力ホールディングスや関西電力などの電力株が、内需ディフェンシブ銘柄として投資家からの注目を集めている。7月2日に報じられた、両社によるデータセンター向け送電…
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■海運業の再編成功に学ぶ:関税戦争を乗り切るヒント
米国政府は6月29日、対日自動車に最大25%追加関税を課す方針を書簡で通告する意向を示したと発表した。交渉期限7月9日を目前に、赤沢経済再生相の延長滞在も実を結ばず…
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■米国がイラン核施設を電撃空爆
米国国防総省は、イラン核施設3カ所への空爆を実施したと発表した。地下深部に設けられた堅固な施設さえ貫通する地中貫通爆弾が投入されたとみられ、トランプ大統領の「2週間以内」という予告を大…
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今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
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