立花エレテックは下値切り上げの展開、指標揃って割安、出番到来か

銘柄

チャート2 立花エレテック<8159>(東1・売買単位100株)は11円安の1420円まで下げたあと1425円前後へ引き戻している。去る7月9日の1290円に対し7月31日の1333円と下値が切り上がっていることから押し目買いの展開だ。

 自動車関連、半導体関連、液晶関連などの好調に牽引され今3月期は11.9%増収、営業利益7.0%増益、1株利益134.5円の見通し。配当は1円増配の年24円とする予定。三菱電機が1位株主の電機、電子商社で1株純資産2057円が示す通り好財務内容だ。

 PER、PBRとも割安で利回りでも魅力のある水準だ。発行済株数約2600万株と1部市場では小型で、トヨタ自動車など主力銘柄にやや疲労感がみられることから見直しの出番とみられる。3月につけた年初来高値に対しては現在、約7.5合目水準にある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る