【チャート診断】カネカは業績評価して窓開け上放れ、押し目はすかさず拾う

チャート診断

<歩み&現在位置>

 カネカ<4118>(東1・売買単位1000株)2014年10月の550円をボトムに上昇に転じ、15年5月に900円台に乗せ、その後しばらく920~940円でモミ合っていた。8月11日に窓開けしてモミ合いを上放れ4ケタに乗せ1057円まで値を上げている。4ケタは2007年11月以来、マーケットで多くの銘柄の目安となっている2007年高値(1209円)に対しては8.7合目水準である。

<マーケットの視点>

 発行済株式数3億5000万株、外国人持株比率約3割の機能性樹脂、発泡樹脂に強さを持つ。非日経平均採用銘柄でこれまでマーケットではやや横に置かれた存在だったが、TOPIXの急伸を背景に見直されてきたといえる。

 このほど発表の第1四半期(4~6月)の営業利益が前年同期比76.5%増益と好調で通期予想に対する進捗率も24%と順調なことから通期上振れ期待となっている。

 また、血管内治療、検査機器、血液浄化、医薬品原野く・中間体、バイオ医薬品などライフサイエンス分野に注力していることも注目している。透析治療の合併症向け吸着型血液浄化器が米国で承認されたことも材料視されている。

<方向&短期・中期判断>

 短期的には窓開けして上放れたことで調整も予想される。しかし、週足でみれば大陽線が立ったところでありこれまでのモミ合いから上昇相場に転じたとみてよいだろう。

 中期では2007年の高値1209円を目指した展開とみているだろう。目先は短期売買の売り買い交錯で荒い動きが予想され1000円前後へ下げたところが狙い場となるだろう。

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