ソラストは三井住友海上ケアネット社の株式取得に注目集まり出直り試す

■2030年には介護サービス提供エリアを現在の3倍に

 ソラスト<6197>(東証プライム)は3月1日、取引開始後に688円(10円高)まで上げたあと伸び悩んでいるが、昨年来の安値630円(2022年6月)、今年の安値645円(23年1月)を割る様子はなく出直りを試す相場になっている。2月28日の16時、三井住友海上ケアネット株式会社の株式の取得(子会社化)を発表し、業容拡大への期待が強まった。

 発表によると、同社は、急速に高まる高齢化社会のニーズに応えるため、住み慣れた地域での暮らしの中で複数のサービスを提供できるよう、事業展開エリアの拡大と、エリア内での提供サービスの拡充に努めている。これらの実現に向け、2030年には介護サービスを提供するエリアを現在の約3倍にあたる300エリアに拡大し、スピード感をもって事業展開エリアの拡大とエリア内の提供サービス拡充を進めるため、M&Aを積極的に活用している。この度、三井住友海上ケアネットの譲渡先としてソラストが選ばれ、株式取得を決定した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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