【株式市場】日経平均は332円高、NY株高など好感され2万8000円台に乗る

◆日経平均は2万8259円97銭(332円50銭高)、TOPIXは2037.63ポイント(18.11ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億6147

 3月6日(月)前場の東京株式市場は、NYダウが直近2日間で700ドル超の値上がりとなったことなどが好感され、自動車、電気精密、機械、鉄鋼、商社、海運などが上げたほか、空運、鉄道、百貨店、不動産などもしっかり。北陸電力<9505>(東証プライム)は原子力規制委による志賀原発への審査進展が好感され急伸。ハブ<3030>(東証プライム)はWBC「2023ワールドベースボールクラシック」開催迫ると期待強まり一段高。日経平均は254円高で始まり、午前9時半にかけて361円15銭高(2万8288円62銭)まで上げ、もみ合いに転じたが前引けまでほぼ上げ幅を保った。取引時間中の2万8000円台は昨年12月15日以来となった。

 冨士ダイス<6167>(東証プライム)が一段と上げ、2月末の急伸に続き大幅増配と業績予想の見直しを再評価の様子。タツモ<6266>(東証プライム)はNY株高を受けた半導体株高に乗り証券会社からの投資判断も出たようで一段高。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は3月16日を基準日とする株式4分割など材料視する買い再燃の様子で連日急出直り。グローバルウェイ<3936>(東証グロース)は3月初に発表した資金使途変更など受け期待強まるとされ出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は5億6147万株、売買代金は1兆4212億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1185銘柄、値下がり銘柄数は556銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、精密機器、電気機器、電力ガス、卸売り、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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