【株式市場】日経平均は大幅続落、米金融システムへの警戒感で

 14日の東京株式市場、日経平均の終値は610円92銭安の2万7222円04銭で3日続落し大幅安となった。米国で相次ぐ銀行の経営破綻を背景に金融システムへ影響が及ぶことへの警戒感から売りが優勢となった。為替はドルが買い戻される動きも観測されたが、おおむね1ドル=133円台でもみ合った。

■ミマキエンジニアリング、JR東日本やエーザイなど一部上昇

 業種別では33業種のうち32業種が下落、陸運の1業種のみ上昇した。銀行や保険など金融関連や鉱業などバリュー・高配当利回り銘柄が大きく下落。一方で医薬品や陸運などディフェンシブ系やリオープン関連は堅調だった。個別では、業績予想を上方修正したミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)が急伸、JR東日本<9020>(東証プライム)やエーザイ<4523>(東証プライム)などは買いが優勢だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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