フジテック、北海道日本ハムファイターズの新球場に当社エレベータ・エスカレータを納入

■全国でも珍しい球場内のエスカレータで縦の移動をサポート

 フジテック<6406>(東証プライム)は3月14日、今月開業する北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(北海道北広島市)にエレベータ・エスカレータ計27台を納入したと発表。

 近年スポーツ施設のバリアフリー化が進み、昇降機を設置する事例が増加している。地下1階、地上5階の施設内に3万5000人を収容する「エスコンフィールドHOKKAIDO」では、球場のバリアフリー化とスムーズな観客動線の設計を目指し、エレベータ13台、エスカレータ14台を設置した。特に、エスカレータを球場の入場ゲート内に設置するのは全国でも珍しい事例である。

 大型ビジョン付近に設置されたエスカレータは、グラウンドに面したダイナミックな配置である。エスカレータに乗るだけで球場の熱気を体感することができる。また、エスカレータは短時間に多くの観客が利用することを想定し、通常の2倍の実輸送能力を持たせた「重負荷仕様」を採用した。1時間あたり最大9,000人※の利用に耐えられる設計であり、観客の移動を安全にサポートする。

※当該設置エスカレータの場合。高さ8.7m、分速30mのエスカレータ1台を乗り込み率100%で算出

【「エスコンフィールドHOKKAIDO」概要】

 「エスコンフィールドHOKKAIDO」は日本初の開閉式屋根付き天然芝球場である。掘り込み式フィールドから左右非対称に地上4階まで観客エリアが広がり、「これまでにない観戦体験」を提供する。同球場はエンターテインメント、ウェルネス、文化交流が融合する街づくりプロジェクト「北海道ボールパークFビレッジ」内に立地する。ホテルやグランピング施設、温泉、商業施設、レジャー施設などを揃え、「野球だけではなく生活も楽しく」というコンセプトから、“共同創造空間”を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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