エーアイは個人向けAI製品に注目集まり出直る、米オープンAI社の生成AI『ChatGPT』活用の新サービスにも期待続く

■急伸後の調整が半値押しで止まり信用取引規制の解除を待つ

 エーアイ<4388>(東証グロース)は3月20日、11%高の1340円(131円高)まで上げた後も堅調に推移し、3月上中旬に急伸した後の調整相場から反発基調となっている。前取引日の17日、KADOKAWA<9468>(東証プライム)とのコラボレーションによる個人向けAI製品のオリジナルブランド「A.I.VOICE(エーアイボイス)」の新製品を発表し、注目を集めている。喋らせたい文章を入力し再生するだけでキャラクターの自然な音声で合成し再生でき、音声ファイルとして保存することが可能で2023年5月10日発売開始とした。

 エーアイは、3月6日に米オープンAI社の生成AI『ChatGPT』などを活用した新サービスの実証実験開始を発表し、株価は翌7日から3日連続ストップ高の急伸を演じた。14日売買分から信用取引規制が発動されたため急反落となったが、急伸幅の半値押し前後の水準で下げ止まり、出直ってきた。AI関連事業を好感する相場は終わっていないとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る