クリーク・アンド・リバー社、動画世代にオリジナル音楽付きの動くマンガ映像を無料で配信、モーションコミックアプリ「モブコミ」開始

■『終末のワルキューレ』など第一弾12作品を曜日ごとに更新

 プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東証プライム)においてモーションコミック※ⅰの開発・配信事業を行うNextrekは3月30日、マンガをストーリー仕立ての動画として、映像に合わせた音楽と共に楽しむモーションコミックを集めたアプリ「モブコミ」を開始したと発表。

 現代において個人が自由に使える可処分時間※ⅱは、SNSやYouTube、ショート動画、Vtuberやライバーなどの映像視聴に多くが割かれ、2020年のパンデミック以降、その潮流は一層加速している。こうした中、世界に誇る日本文化であるマンガへの接触時間や機会を確保することが、今後の出版社や作家にとって重要な活動となってくると考えられる。

 Nextrekが開始したモブコミは、これまで日本のマンガに積極的に触れてこなかった若い世代や世界中の方々に、日本マンガの新たな魅力を動画で伝えるプラットフォームである。モブコミのモーションコミックはマンガへのリスペクトと愛をコンセプトにしており、シーンを切り出して紙芝居じみたプロモーション動画として見せるのではなく、作家の想いと作品の世界観に合わせて物語の始まりからマンガを再構成して演出し、展開に合わせて作曲した音楽(フィルムスコアリング:劇伴)や効果音をつけた動画作品として提供する。

 1作品につき何話かのモーションコミックをYouTubeにて無料で公開するほか、最新話が曜日ごとに毎週更新して配信される。先を早く読みたい方は1話ずつ購入することもできる。さらにアプリから遷移せずに原作漫画を購入することも可能である。YouTubeやTiktok、Instagramストーリーズなどの動画に慣れ親しんでいる若い世代が、モーションコミックからマンガの魅力を知り、原作にまで興味を持っていくという「新しいマンガとの出会い」を構築するプラットフォームとなる。なお同アプリはC&R社の日本最大の開発スタジオC&R Creative Studios※ⅲにて開発している。

 第一弾作品として、神々による人類滅亡の決議にあらがうため、ワルキューレ(戦乙女)が人類史上最強の戦士たちを選出して戦うバトル作品『終末のワルキューレ』(作画:アジチカ、原作:梅村真也、構成:フクイタクミ、出版:コアミックス)やドラマ化で話題となった患者と向き合う薬剤師の葛藤を描いた『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(作者:荒井ママレ、医療原案:富野浩充、出版:コアミックス)など、様々なジャンルの12作品を公開している。

【マンガが動く、音楽が響く、心震える。モーションコミックアプリ「モブコミ」概要】

 「マンガが動く、音楽が響く、心震える」モブコミ[movcomic]は、モーションコミックもマンガもシームレスで楽しめるアプリである!

【視聴・体験・作品について】

(1)YouTubeで毎週更新のモーションコミックを無料で視聴
 シーン連動の音楽や効果音がついた動くマンガを無料で視聴
(2)YouTubeでお気に入りのモーションコミックを先行して視聴
 早く見たい作品は、先行して1話170円から購入可能。待てば無料
(3)原作のマンガをシームレス(ページ遷移無し)で購入
 お気に入りの作品は電子コミックで130~220円で2話から購入可能
(4)バトルやドラマ、異世界、恋愛作品が次々登場
 『終末のワルキューレ』などの新作を曜日ごとに毎週更新

※ⅰモーションコミック:シーンに合わせた音楽(劇伴)や効果音をつけて動画化したマンガのこと。これまではプロモーション映像やコマ割りのままの紙芝居的なものが多かった。 Nextrekでは1つの作品として、マンガに触れる新たな視聴体験と世界発信を目指している。

※ⅱ可処分時間:個人の使える時間のうち、生活に欠かせない時間を除いた「自由に使える時間」のこと。日経ビジネスサイトより。https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00081/070600220/

※ⅲ【C&R Creative Studios】
2021年、C&R社のゲーム・Web・映像・XR・CG・動画・広告・漫画・小説・建築・ファッション各分野のスタジオを包括し誕生。2022年、DXのプロフェショナルなどが加わり、1,554名所属、年間6,000プロジェクト以上の開発に携わる「所属クリエイター数」「制作案件実績数(年間)」部門でNo.1の日本最大のクリエイティブスタジオ認証を受けた。<日本マーケティングリサーチ機構(JMRO)が実施した市場調査より>
2023年3月にはクリエイター専用の仕事・交流特化型メタバース「C&R Creative Studios Metaverse」β1版を日本で初めて一般公開した。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る