パナソニックHDが年初来の高値を更新、北米のEV電池工場を巡る報道など好感

■日経平均200円安や為替の円高の中で逆行高

 パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)<6752>(東証プライム)は4月5日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の1267.5円(51.5円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。自動車販売台数で世界3位のステランティスと独BMWが北米の電気自動車(EV)バッテリー工場建設について協議していると伝えられ、買い優勢。日経平均200円安や為替の円高の中で逆行高となっている。

 ロイターニュースが5日午前0時過ぎの配信で、「欧米自動車大手ステランティスと独BMWが、北米で電気自動車(EV)バッテリー工場建設での提携を巡り、パナソニックホールディングスと協議している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4日、関係者の情報として報じた」と伝えた。日経平均が200円安となるなどで主力株が重い中、材料株として買い優勢となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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