NOKが急伸、今期100億円の自社株買いと3年間で375億円を下限とする配当などに期待集中

■次期新中期計画に盛り込む株主還元方針など発表し注目集まる

 NOK<7240>(東証プライム)は4月20日、買い気配で始まった後25%高の1920円(379円高)まで上げ、急伸相場となっている。19日の15時、次期新中期計画に盛り込む資本政策と株主還元方針などを発表し、今期・2024年3月期は100億円の自己株式の取得(自社株買い)を実施するほか、3年間で総額375億円を下限とした配当を実施するとし、期待が盛り上がっている。

 発表によると、新中期経営計画は5月10日の決算発表時に公表する予定。3ヵ年で総額675億円を下限とした株主還元(自己株式の取得、配当)を実施するとし、24年3月期は、100億円の自社株買いを実施するほか、配当方針を見直し、24年3月期から26年3月期までの期間でDOE(株主資本配当率)を2.5%以上とし、総額375億円を下限とした配当を実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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