イオンが戻り高値を更新、『AIオーダー』で在庫3割削減、などに注目集まる

■イオンリテールが5月中旬から380店舗に導入と発表

 イオン<8267>(東証プライム)は4月21日、ジリ高基調の相場となり、午前10時過ぎには2745.5円(26.0円高)まで上げ、4日続伸基調で戻り高値を更新している。12日に2月決算の見通しの増額修正を発表して買い要因になっている上、20日付で、イオンリテールが国内最大規模の需要予測・発注システム『AIオーダー』の開発と5月中旬から約380店舗への導入を発表し、業務効率化への期待が強まっている。「あらゆる業務負荷が減り、飛躍的な生産性向上につながる」(発表リリースより)とした。

 発表によると、『AIオーダー』は、客数と商品の需要予測をもとに最適な発注数を提示するシステムで、発注時間を平均で5割削減し、在庫を平均3割削減、曜日・価格・気温・プロモーションなどを機械学習させることで、既存システムと比べ精度が最大40%改善にもつながったという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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