【株式市場】NY急落もたらした中国株が本日も安く5月以来の1万9500円割れ

◆日経平均の終値は1万9435円83銭(597円69銭安)、TOPIXは1573.01ポイント(50.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し27億6527万株

チャート14 21日後場の東京株式市場は、前場の大幅安を受けて強含んだ円相場がなお円高気味になる場面がみられたため、平均株価の一段安懸念が拭えない様子となり、日経平均はジリ安基調を継続。上海株式市場の後場が日本時間の14時に開始され一段軟調と伝わると日経平均は下げ幅を広げ、597円69銭安(1万9435円83銭)まで下げて本日の安値引けとなった。

日経平均は4日続落。2万円割れは7月13日以来になり、終値での1万9500円割れは5月8日以来となった。東証マザーズ平均は3日続落など主な指数はすべて安い。

中で、テクマトリックス<3762>(東1)は発行株数の31%に及ぶ自社株買いを好感して後場もストップ高を続け、アスクル<2678>(東1)はカタログ拡充更新などが言われて反発。東邦金属<5781>(東2)は大学との共同開発が伝えられてストップ高を続け、シグマクシス<6088>(東マ)は米サイバーセキュリティ企業との提携などを好感してストップ高。

東証1部の出来高概算は増加し27億6527万株(前引けは14億5638万株)、売買代金も増勢となり3兆1914億円(同1兆5981億円)。1部上場1891銘柄のうち、値上がり銘柄数は33(同84)銘柄、値下がり銘柄数は1854(同1769)銘柄。

また、東証33業種別指数は全業種が値下がり(前引けは石油・石炭、鉱業の2業種が値上がり)し、値下がり率の低い業種は、石油・石炭、鉱業、、卸売り、パルプ・紙、鉄鋼、小売り、などだった。

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