生化学工業が急反発、腰椎椎間板ヘルニア治療剤の相臨床試験で良好な結果

■新たな治療選択肢として期待

 生化学工業<4548>(東証プライム)は5月26日、30円高(3.8%高)の814円まで上げて急反発している。同社は本日、腰椎椎間板ヘルニア治療剤であるSI-6603の米国における第3相臨床試験(追加試験)で良好な結果を得たことを発表した。このことを好感して買われている。

 試験では投与後13週での下肢痛軽減において統計学的に有意な改善効果が示され、安全性にも問題は見られなかった。これを受け、SI-6603の早期の承認申請に向けた準備が進められる予定。SI-6603は、椎間板内に直接注射することで腰椎椎間板ヘルニアの症状の改善が期待できる治療剤であり、患者の生活の質向上に貢献する新たな治療選択肢として期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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