クリアルが上場来の高値を更新、不動産価格上昇を受け1万円から投資できるオンラインマーケットに注目強まる

株式市場 銘柄

■3月末時点での運用終了ファンドはすべて元本割れなく償還とのこと

 クリアル<2998>(東証グロース)は5月29日、一時12%高の5140円(535円高)まで上げる場面を見せて2022年4月に上場して以来の高値を2日連続更新し、13時を過ぎても5000円前後で売買されながら強い相場を続けている。、1万円からインターネット上で不動産投資ができる、不動産投資オンラインマーケット「CREAL(クリアル)」を運営し、このところの不動産の値動きとして、マンションの場合「首都圏の1戸あたりの平均価格は7747万円と前年同月から2割以上上がった」(5月23日付の日経産業新聞より)などと伝えられ、「CREAL」への需要増などが期待されている。

 同社ホームページによると、『CREAL(クリアル)』では2023年4月に計4件約21億円のファンドを組成した。3月末時点での累計調達額は275億円を超え、この時点で運用が終了しているファンドについては、すべて元本割れすることなく出資金の償還がなされているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る