熊谷組は投資ファンドの動向に思惑強まり2年ぶり3100円台に進む

■オアシス・インベストメンツ7%超保有が判明、株主提案には反対

 熊谷組<1861>(東証プライム)は5月30日、買い気配から8%高の3140円(231円高)で始まり、約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、2021年5月以来の3100円台に進んでいる。29日午後、投資ファンドのオアシス(OASIS INVESTMENTS Ⅱ MASTER FUND LTD)が7%超を保有したことが大量保有報告書で判明したと複数で伝えられ、思惑が強まっている。

 熊谷組は、さる5月12日に投資ファンドのオアシス(OASIS INVESTMENTS Ⅱ MASTER FUND LTD)より株主提案を受領したことと、これに反対の姿勢表明することを発表していたが、大量保有報告書の内容により、投資ファンド側の姿勢に変化はないとの見方が広がっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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