大王製紙が高値に迫る、物流の『2024年問題』に対応しダブル連結トラック輸送、低PBR物色も再燃の様子

■中継輸送実証実験を明石海峡大橋などで実施へ

 大王製紙<3880>(東証プライム)は6月2日、次第高となり、7%高の1122円(78円高)まで上げた後も午前11時を過ぎて1100円前後で売買され、5月12日につけた年初来の高値1177円に迫っている。1日付で、物流の『2024年問題』への対応策として新たな輸送手段を検討し、ダブル連結トラックの中継輸送実証実験を明石海峡大橋などで実施と発表し、好感されている。また、2日の株式市場では、大手不動産株や大手商社株も高いなど、低PBR銘柄を物色する動きが再燃してきたとされており、三菱製紙<3864>(東証プライム)も高いなど、PBRで割安に放置されている銘柄に注目が回帰する様子があるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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