NY株急伸、ダウは今年最大の上げ幅で701ドル高、雇用統計や政府債務法案の可決など好感

■NASDAQ総合指数は1年1か月ぶりの高値に進む

 6月2日のNY株式市場ではダウ平均(工業株30種)が701.19ドル高(3万3762.76ドル)と急伸し今年最大の上げ幅となるなど、3指数とも大幅高となって3日続伸した。ダウ平均は一時、今年5月2日以来の3万3800ドル台に進んだ。

 5月の雇用統計が次回の金融政策決定会合FOMC(6月13、14日)での利上げをアト押しするほどの内容ではなかったとされた。また、政府債務の上限法案が5月31日の下院での可決に続いて上院も通過し、買い材料視された。

 S&P500種は2022年8月以来の高値に進み、NASDAQ総合指数は22年4月以来、約1年1か月ぶりの高値に進んだ。NASDAQ総合指数は、「2020年1月以降で最長の6週連続高を記録」(ロイターニュース)と伝えられた。一方、半導体株指数SOXは小幅反落だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る