アルプス電気が今回の下げを奪回などアップル関連株の回復目立つ

銘柄

■米アップル社が9月9日に新製品発表会の招待状と伝わる

 アルプス電気<6770>(東1・売買単位100株)は7.6%高の3910円(275円高)まで上げて4日続伸となり、中国株式の波乱に端を発したこのたびの全体相場の急落局面で日経平均やTOPIXが急落し始めた8月19日の水準をほぼ回復した。米アップル社との大手取引先で、アップル社が9月9日にサンフランシスコで新製品発表会を開催のするとの招待状を8月27日付で関係者に送ったと伝えられ、「iPhone(アイフォーン)」新機種や「アップルテレビ」などの公開に期待や思惑が広がっている。村田製作所<6981>(東1)TDK<6762>(東1)フォスター電機<6794>(東1)京セラ<6971>(東1)日東電工<6988>(東1)なども高い。

 関連株の中では、村田製作所が昨日いち早く今回の全体急落の影響を回復し、続いてアルプス電気が回復してきた。日東電工は3分の2戻しの水準を回復し、TDKやフォスター電機はほぼ半値戻しの水準を回復。アップル社の発表会に向けて関連株の値戻しが広がるとの見方が出ている。

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