【話題】上場接近の日本郵政、週刊東洋経済が特集

■上場後最初の四季報予想を掲載、NTTの成果もう一度の期待高まる

週刊東洋経済9月5日号で『日本郵政株』の特集を組んでいる。「いつ上場する」、「なぜ上場する」、「NTTとどう違う」、「公開価格はいくらに」、「どれを買う(日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命)」など関心のある項目で取り上げ紹介している。記事によると9月上旬に承認され11月前半に3社が同時に上場される見通しだ。

とくに、参考となるのは東洋経済の強みである会社四季報による、『上場後最初の会社四季報はこうなる』と最新版を掲載していることだ。

一方、マーケットでの声は、元大手証券役員は次のように言う。「日本郵政の社長は西室泰三氏。元、東芝の社長である。不正経理で市場を騒がせて迷惑を与えている東芝、その経営を担っていた人物が上場というのはどうもしっくりしない」と首をかしげている。

しかし、そんな声とは無関係に一般個人投資家は、「NTTが上場後大きく値を上げた大成果の記憶が強いだけに日本郵政でも成果を挙げたいと、手持ち株を処分して資金づくりする動きもみられる」(中堅証券)と、注目度は日増しに高まっているということだ。

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