東芝が前期決算を発表し堅調相場に転換

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■数字面での概要つかめ霧が晴れたようなアク抜け感

 東芝<6502>(東1・売買単位千株)は9時30分に2015年3月期決算を発表し、一時359.0円(12.4円高)まで上げて朝方の年初来安値更新の10.4円安から堅調相場に転換した。この期の決算は不適切会計問題を受けて発表が延期されていたが、五里霧中だった数字面での概要がつかめ、霧が晴れたようなアク抜け感がある。

 15年3月期の連結決算(米国基準)は、売上高が前期比2.6%増の6兆6558億9400万円となり、営業利益は同33.7%減の1704億3900万円、純利益は378億2500万円の赤字(前期は602億4000万円の黒字)となった。

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