不動産株が明日のオフィス空室率発表なども期待し一段強含む

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 東京建物<8804>(東1・売買単位100株)は後場一段強含む展開となり、13時を過ぎて8%高に迫る1452円(103円高)まで上げて反発幅を拡大している。オフィス仲介の三鬼商事(東京都・中央区)が11日に月間のオフィス空室率を発表する予定で、8月上旬に発表した15年7月の平均空室率のうち「東京ビジネス地区」は前月比0.23%低下して4.89%となり、6年6ヵ月ぶりに4%台に低下したため、期待が高まっている。

「福岡ビジネス地区」の平均空室率は前月比0.20ポイント低下して6.76%となり、6カ月連続で改善した。

 不動産株は軒並み後場一段強含み、この時間帯、三井不動産<8801>(東1)は6.5%高、住友不動産<8830>(東1)は6.1%高、三菱地所<8802>(東1)は5.0%高、などとなっている。

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