【銘柄フラッシュ】エスケイジャパンが急伸しゴールドウインはクモの糸で急騰

株式市場 銘柄

 9日は、昨日まで株価指数先物などを売り建てていた向きの買い戻しが前後場とも断続的に入ったようで、ソニー<6758>(東1)が8.6%高となり終値では9月3日以来の3000円台を回復し、ファナック<6954>(東1)は8.4%高で同じく8月28日以来の2万円台を回復、ホンダ<7267>(東1)は6.6%高で8月31日以来の3800円台回復など、指数連動ファンドなどによる均一的な主力株への買いも少なくなかったようだ。ファーストリテイリング<9983>(東1)は10.0%高。また、内需株も軒並み高くなり、薬品株は塩野義製薬<4507>(東1)の11.5%高などで業種別指数の値上がり率1位となった。

 エスケイジャパン<7608>(東1)はレンタルオフィス企業による株式取得観測があり25.6%ストップ高。ビットアイル<3811>(東1)は米社によるTOB(公開買付)などが好感されてTOB価格922円までまっしぐらの20.7%ストップ高。ゴールドウイン<8111>(東1)は人工クモの糸を開発するベンチャー企業への出資が好感されて19.7%ストップ高。ピジョン<7956>(東1)は好決算にもかかわらず昨日は予想の範囲内とされて下げたが本日は一転7.6%高の急反発。

 TDK<6762>(東1)は米国時間9日に予定されるアップルの新製品に対する期待もあり8.5%高となり、富士重工業<7270>(東1)は大幅増配の観測報道も加わり9.7%高。

 フライトホールディングス<3753>(東2)は消費税10%導入とともに実施される食料品などへの軽減税分を還付するマイナンバーカードと読み取り機の導入などに思惑が膨らみ連日活況で10.9%高。リプロセル<4978>(JQG)はiPS心筋細胞に関する慶応義塾大学とのライセンス契約などが好感されて16.7%ストップ高。テラスカイ<3915>(東マ)は好業績や日本郵政グループのシステムに実績ありとされて出直りを強め25.3%高と急伸。
 
 TDK<6762>(東1)は米国時間9日に予定されるアップルの新製品に対する期待もあり8.5%高となり、富士重工業<7270>(東1)は大幅増配の観測報道も加わり9.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る