不動産株は売買交錯となり基準地価まだ買い材料として力不足

株式

 三井不動産<8801>(東1・売買単位千株)は3260.0円(17.0円高)を上値に売買交錯となり、モミ合いの始まりとなった。国土交通省が16日に発表した基準地価(2015年7月1日時点)は3大都市圏の商業地などが3年連続で上昇したが、三菱地所<8802>(東1・売買単位千株)も247305円(15.0円高)を上値に一進一退となり、不動産株は総じて伸びきれない印象がある。東京建物<8804>(東1・売買単位100株)は1428円(12円高)のあと軟化した。地価上昇の目立つ地区が訪日観光客の増加を受けた店舗需要の強い地区など局所的にとどまるとの見方があり、不動産株の買い材料としては、まだ力不足のようだ。

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