いい生活が不動産取引の「ITによる重要事項説明」など材料に後場一段高

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 いい生活<3796>(東マ・売買単位100株)は後場一段高となり、17%高の324円(47円高)まで上げて出直りを強めている。不動産業務に関連するシステム開発などを行い、引き続き、不動産のネット取引化に向けて国土交通省が2015年8月から17年1月まで行う予定の「IT重説」(ITを活用した重要事項説明等のあり方にかかわる検討)の社会実験に参画することなどが期待材料のようだ。この実験には不動産会社246社が参加し、うち74社がいい生活のクラウドサービスを利用するという。8月下旬以降は下値もみ合いだが、9月17日に349円まで上げて戻りを試した。これに続く出直り相場のため、調整が一巡して徐々に上値を指向する展開になってきた印象がある。

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