ラクーンが業績上ブレ期待や調整一巡感などで後場一段強含む

株式市場 銘柄

 ラクーン<3031>(東マ・売買単位100株)は後場一段強含む始まりとなり、13時にかけて8%高の363円(26円高)と出直りを強めている。企業間電子商取引を展開し、8月下旬に発表した第1四半期決算(5~7月)の経常利益が前年同期比55%増加し、純利益は同75%増加したため、業績上ブレ期待が再燃してきたようだ。7月下旬には、クラウド受注・発注ツール「COREC(コレック) のユーザー社数が直近の4ヵ月弱で1000社増加して3000社を突破したと発表。こうした推移にも期待が出ている。7月下旬に599円まで上げ、その後は調整基調が続いているが、直近の1カ月近くは350円前後を安値とする下値固めとなっており、値幅調整を終了して次の相場に向けた足場固めの雰囲気がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る