日経平均は欧州株とNY株の全面安を受け285円安で始まる

株式市場

◆夜間取引で1万7350円まで下げ欧米に先行安し織り込み感も

 29日朝の東京株式市場は、欧州株式の全面安とNY株の急反落312ドル安、円高などを受け、日経平均は285円73銭安(1万7359円38銭)で始まった。

 欧州株式の全面安については、独フォルクスワーゲン(VW)株が排ガス測定の不正問題で連日急落していること、スペインのカタルーニャ州の議会選で独立派が過半数を占めたことなどが要因とされる。東京市場は昨日、これらを先行的に織り込むことができ、夕方・夜間取引(株価指数先物、16時30分から翌日3時)では日経225先物の終値が前日比340円安(1万7350円)となったため、この水準では下げ止まるとの期待がある。

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