【株式市場】中国の小型エンジン車の税半減など好感し日経平均は大幅反発

◆日経平均の前引けは1万7388円15銭(457円31銭高)、TOPIXは1411.16ポイント(35.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は25億8315万株

チャート4 30日後場の東京株式市場は、中国政府が小型エンジン搭載車の販売税を半減などと伝えられたため日本時間14時似始まる中国株の後場に期待が強まり、日経平均は14時にかけて一段高の530円93銭高(1万7460円97銭)まで上げ、昨日の714円安の「3分の2戻し」を達成した。明日発表の日銀短観への期待もあり、終値での1万7000円割れを翌日に奪回した。東証マザーズ指数など主な指数はすべて反発した。

ソニー<6758>(東1)がゴールドマン・サックス証券による投資判断開始「強い買い」などを材料に前後場とも一段ジリ高となり、フォスター電機<6794>(東1)は昨日、業績予想と配当予想を増額下ことが好感されて一段ジリ高。フライトホールディングス<3753>(東2)ラクーン<3031>(東マ)は提携を好感して共に活況高。マルマエ<6264>(東マ)は30日の正午前に業績予想の増額を発表して急伸し、ジオネクスト<3777>(JQG)は太陽光発電案件の増加などが言われて活況高。

東証1部の出来高概算は25億8315万株(前引けは13億2079万株)、売買代金は2兆6001億円(同1兆1122億円)。1部上場1895柄のうち、値上がり銘柄数は1714(同1639)銘柄、値下がり銘柄数は154(同188)銘柄。

また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、保険、化学、輸送用機器、その他製品、鉱業、情報・通信、小売り、ゴム製品、精密機器、医薬品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る