【話題株】京写は半日で9月の一日平均出来高を上回り大活況

話題株

◆減額修正は下期も含めて見直した形になり出尽くし買いなど激増か

プリント配信基板の世界的な専業大手・京写<6837>(JQS・売買単位千株)は30日の取引終了後に業績予想を減額発表し、意外感が少なくなかったようで1日の前場はストップ安の505円(100円安)となった。

ただ、従来予想からの減額幅を見ると、営業利益は第2四半期の見通し(15年4~9月、上期)を3億円引き下げ、通期の見通しは7億円引き下げるなど、全体に下期の減額幅を大きく取った。このため、「下期の分も含めて見直したことになり、投資家にとってはこれ以上の下ぶれを懸念する必要性は薄れ、いわゆる出尽くし感が強まる可能性はある」(調査筋)との指摘が出ている。

前場の出来高は約87万株に達し、ストップ安によって売買が滞ったにもかかわらず、9月の一日平均出来高約27万株を半日で大幅に上回った。懸念の出尽くし感などから下値を仕込んだ投資家が少なくないことになり注目されている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る