メタウォーターはNTTデータが新開発のIOTプラットホームを採用

■NTTデータとの上下水道事業向けIOTサービス協業の第1弾

 メタウォーター<9551>(東1)は、同社が提供している、上下水道事業をサポートするクラウド型プラットホーム「WBC(ウォータービジネスクラウド)」において、浄水場・下水処理場内外のプラント監視および流量・水圧・残塩濃度などのクラウド型監視サービスのIOT基盤にNTTデータが新たに開発したIOTプラットホーム「ANYSENSETM(エニセンス)」を採用すると発表した。

 同社は、かねてからNTTデータ<9613>との間で、上下水道事業向けIOTサービス分野での協業について基本合意(2015年4月23日発表)しており、今回が、NTTデータとの協業の第1弾となる。

 これにより、WBCの広域監視コンテンツと「ANYSENSETM」を連携させることで、テレメーター装置など特定のフィールド端末装置が必要だった広域監視業務に、耐環境性にも優れるフィールドサーバを用いることが可能になるほか、画像データの適用やデータ収集頻度を上げるなど、各種機能の向上がはかれる。
 
 同社は、今後「WBC」をより高付加価値なサービスとして提供するとともに、NTTデータとの協業をさらに加速させていくとしている。

 <WBC広域監視コンテンツにおけるIOT基板>
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