【引け後のリリース】「ヤクルト」がスイス当局から健康強調表示を取得

引け後のリリース

■同国で販売するヤクルトに「おなかの正常な機能維持に貢献する」の表示が可能に

 ヤクルト本社<2267>(東1・売買単位100株)は2日の大引け後、このほど「ヤクルト」が、スイス連邦公衆衛生総局(Federal Office of public Health)の健康強調表示(ヘルスクレーム)に関する審査制度において「おなかの正常な機能維持に貢献する」旨の表示許可を取得と発表した。

 発表によると、今回の認証は科学的根拠を示すデータを当局に提出し、厳密な審査を受け取得できたもの。今後、スイスで販売する「ヤクルト」に「おなかの正常な機能維持に貢献する」旨の健康強調表示が可能となる。

 同社は、1994年、オランダで「ヤクルト」の販売を開始し、その後、欧州地域での販売を拡大してきた。2013年には同地域で12か国目となるスイスで販売を開始している。

 株価は5月に上場来の高値9030円をつけ、7月に8580円の戻り高値をつけた。その後は中国株の波乱を受けた全体相場の急落などに押されて調整地合いだが、9月以降は6000円をはさんで下値モミ合いに転じて持ち直す様子を見せている。業績は連続最高益を更新する見込みで、外部環境を考慮すると当面は調整幅の半値戻しの水準の7000円台前半への回復が想定できそうだ。

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