【銘柄フラッシュ】田中化学研究所が急伸しサカタのタネなども高い

銘柄

 6日は、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意を受けてサカタのタネ<1377>(東1)が前場17%近く急伸し、カネコ種苗<1376>(東2)も14%高となったが、後場は先行高してきた林兼産業<2286>(東1)六甲バター<2266>(東1)が軟調に転換する一方、三菱食品<7451>(東1)が後場一段高の6.1%高など、物色人気が交代する印象。パイプドホールディングス<3919>(東1)はマイナンバー制度開始にともなう需要拡大期待が再燃し7.0%高となりを拡大した。

 田中化学研究所<4080>(JQS)は業績回復基調の再評価や独フォルクスワーゲンの排ガス不正問題を機に電気自動車や燃料電池車への世代交代が早まるなどの期待が言われて24.9%高と急伸。GMOペパボ<3633>(JQS)はハンドメイドマーケット「minne」のダウンロード数や流通額の月次好調などが言われて2日連続ストップ高の17.5%高となり、アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は引き続き自動走行システムに関する進展などが言われて昨日までの2日連続ストップ高に続き14.4%高。ノーベル賞が連想材料になり、薬品・バイオ関連株も高くカルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は一時ストップ高の後も13.4%高。パシフィックネット<3021>(東マ)は11時過ぎに発表した光通信<9435>(東1)との提携が好感されて後場ストップ高の20.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る