富士テクニカ宮津に東洋鋼鈑がTOBを発表しストップ高

銘柄

■「二段階公開買い付け」採り2回目のTOB価格は930円

 東洋鋼鈑<5453>(東1・売買単位100株)は14時30分、富士テクニカ宮津<6476>(JQS・売買単位100株)に対するTOB(株式公開買い付け)を発表。富士テクニカ宮津はそれまでの625円(15円高)前後から一気に685円(75円高)まで急伸し、東証は14時30分から周知徹底のため売買を一時停止とした。富士テクニカ宮津も14時30分に賛同の意見表明を発表した。

 発表によると、TOBは「二段階公開買い付け」方式を採る。第一回公開買い付けではTOB価格626円とし、筆頭株主フェニックス・キャピタル・パートナーズ9(PCP9)の所有株式を買い取ることを目的とする。第二回公開買い付けではTOB価格を第一回目の価格より304円(48.56%)高く設定し、「残りの株式を他の株主の皆様から(中略)高い価格にて取得することを目的」とする。

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