旭化成はノーベル賞候補になったリチウムイオン電池など材料に戻り高値

株式市場 銘柄

旭化成<3407>(東1・売買単位100株)は919.4円(26.5円高)まで上げ、9月以降の回復相場で高値を更新している。リチウムイオン電池のセパレータ最大手で、9日は、日本経済新聞朝刊などの報道で、オーストラリアが計画する次期潜水艦の受注に向け、三菱重工業<7011>(東1)と日本政府がリチウムイオン電池を世界で初めて搭載し潜航能力を高めた最新型とする、などと伝え、注目されているようだ。8日に発表した「ヘーベルハウス」などの旭化成ホームズの月次受注速報は前年同月比7%減だったが、それでも強いため、テクニカル的な上値メドのひとつである4ケタ(1000円)を指向するとの期待が出ている。

このところは、2015年のノーベル賞の有力候補者として、同社の研究者で現・顧問の工学博士・九州大学客員教授・吉野彰氏がリチウムイオン二次電池の原型を世界で初めて考案し試作品を作った功績などが注目され、7日まで6連騰となっていた。

本日のアクセスランキング

  1. 年金積立金、運用資産277兆円に拡大、収益率5.52%で過去最高水準
  2. メディネット、インド発再生医療製品「Stempeucel」導入へ、国内独占開発権のオプション契約を締結
  3. LINE、「通知なし送信取消」機能を開始、LYPプレミアムで未読メッセージ対応
  4. グンゼ、重さ25グラムの「エアヴェールブラ」発表、旅用下着の新提案
  5. JX金属、3Dプリント新型マイクロタービンを開発、防衛用ドローン・迎撃システムで試験成功
  6. 明治など、ワクチン抗体価が高い人の腸内環境を解明、ヨーグルト習慣と高抗体価に関連
  7. ツナググループ・ホールディングス、株主優待制度を刷新、8000円分デジタルギフトを贈呈へ
  8. トリドリ、株主優待制度を導入、100株以上保有株主を対象にQUOカード3千円分を進呈へ
  9. 富士フイルムと国立がん研究センター、アンチセンス核酸×環状ペプチドで新がん治療技術の共同研究
  10. AIストーム、株主優待にQUOカードとビットコイン追加を決定

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る