ピックルスコーポレーションは1株純資産からの割安感強まり急伸

銘柄

 ピックルスコーポレーション<2925>(JQS・売買単位100株)は9日の前場、11%高の1129円(110円高)まで上げて急伸となり、一時JASDAQ銘柄の値上がり率ランキング5位前後に躍進。出来高も9月の一日平均を前場で上回り売買活況となった。8日発表の第2四半期決算(3~8月累計、連結)は、主な原料野菜の価格が日照不足などによって高騰した影響を受けて営業利益が前年同期比6.5%減少したが、売上高は「ご飯がススムキムチ」などや惣菜製品が好調で同じく11.4%増加。6月に国産野菜の調達多様化や生育状況、市況などの情報収集の強化を目的として青果会社を子会社したため、今後のキメ細かな原料調達などに期待が強いといえる。第2四半期での1株純資産は1477円になり、前年同期の1300円台から6%増加。株価は評価不足が見直される可能性が強まっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る