日本エム・ディ・エムは13日引け後、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表

■今回の上方修正で一挙に株価の見直しが進むものと思われる

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)は13日引け後、第2四半期、通期業績予想の上方修正を発表した。これまでの好業績にも関わらず、株価の見直しはそれほど進まなかったが、今回の上方修正で一挙に株価の見直しが進むものと思われる。

 第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を70百万円上回る61億70百万円(前年同期比16.0%増)、営業利益は1億90百万円上回る6億90百万円(同40.2%増)、経常利益も1億90百万円上回る45.7%増)、純利益は1億30百万円上回る3億30百万円(同53.5%増)と増収大幅増益を見込む。

 第2四半期の業績予想が大幅増益を見込むことから、通期業績予想も上方修正となった。売上高は前回予想を50百万円上回る133億50百万円(前期比12.6%増)、営業利益は2億円上回る16億円(同23.6%増)、経常利益も2億円上回る14億円(同28.9%増)、純利益は30百万円上回る7億30百万円(前年同期△3億91百万円)を見込む。

 同社は、骨接合材、人工関節の卸業者からメーカーへと事業転換に成功したことから、業績は高収益企業へと変身。高齢化社会のニーズを取り込み、今後も高収益企業として注目されるものと予想される。

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