旭化成は3日連続安値となり損害額や費用の概算額など注視

株式市場 銘柄

 旭化成<3407>(東1・売買単位千株)は5.6%安の753.2円(45.0円安)で始まり、年初来の安値を3日続けて更新した。横浜市の大規模マンションが傾いた問題で同社グループの旭化成建材によるデータ偽装が取り沙汰されるなかで、全面的な建替えの場合200億円以上かかる見込みなどと伝えられ、様子見姿勢が多いようだ。当分は予断を許さないとの見方があるが、過去、他の銘柄が不正会計や製品の欠陥などによって下げたケースを見ると、損害額や費用の概算額が伝えられた段階で不透明感が晴れ、反騰することが少なくないとされている。前週末に出来高が激増したため、反騰に向けた地ならしは整ってきたとの見方がある。

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