【株式市場】円安基調など好感し好業績株も強く日経平均は続伸

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8355円15銭(148円00銭高)、TOPIXは1511.22ポイント(11.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億7743万株

チャート4 21日前場の東京株式市場は、10時20分にかけて日経平均が180円19銭高(1万8387円34銭)まで上げて2日続伸基調となった。朝方はNY株の反落などにより小安く始まったが、円安基調になったことなどが好感されて株価指数の先物が先導高の形になった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 ここ続落だった旭化成<3407>(東1)が昨日の記者会見や外資系証券による投資評価などを受けて反発し、三井住友建設<1821>(東1)も堅調。鉄鋼株が堅調で業績予想を増額の日立マクセル<6810>(東1)は活況高。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)が微量な生きたがん細胞の検出に関する特許などを好感して出直りを強め、スマートバリュー<9417>(JQS)は携帯端末に関する政府方針などが材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億7743万株、売買代金は9384億円。1部上場1901柄のうち、値上がり銘柄数は1277銘柄、値下がり銘柄数は504銘柄となった。

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