TASAKIがインバウンド関連株の選別買いなどで戻り高値

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 TASAKI<7968>(東1・売買単位100株)は10時を過ぎて5.3%高の2095円(105円高)まで上げ、9月以降の回復相場で高値に進んだ。真珠・貴金属製品の大手で、昨21日に観光庁や日本政府観光局(JNTO)が発表した9月のインバウンド(訪日観光客)関連データがいぜん予想を上回る推移を示したことなどが好感された。

 関連報道の中には、「宝飾大手のミキモトでは(中略)日本産の真珠を使った宝飾品が人気で「数千万円のネックレスも売れており、旺盛な訪日客の需要は変わらない」(同社)という」(日本経済新聞)といった豪勢な話もあるため期待が再燃した面もある。8月19日以来の2000円台回復となったため、目先的には「大台固め」に転じる可能性はあるが、インバウンド関連株の物色動向が中国の景気鈍化を受けて選別買いされる可能性があり、同社株に注目する様子がある。

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