モバイルファクトリーが初配当や業績予想など好感し急伸12%高

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 モバイルファクトリー<3912>(東マ・売買単位100株)は10時を過ぎて12.4%高の2079円(229円高)前後で推移し3日続伸基調。昨22日の14時に第3四半期決算(2015年1~9月)と12月通期業績予想の増額修正、自己株取得(自社株買い)、初の配当実施を発表し、このところの出直り相場で高値圏に進んでいる。終値で2000円台を回復すれば7月31日以来になり、全体相場が中国株の波乱を受けて急落する前の水準を完全に回復することになるため注目されている。

 自己株式の取得(自社株買い)は、10月23日~から12月18日の期間に発行済株式総数(自己株式を除く)の4.1%に相当する10万株を上限に市場買い付け方式で実施。発行株数の4.1%という割合は自社株買い発表企業の中で大きい数字に類する。

 また、配当は、業績見通しなどを踏まえ、同社として初の配当を今12月期末に1株20円実施するとし、今後の配当については総合的に勘案しながら今期と同水準を予定するとした。

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