味の素が欧州での「抗肥満素材」追加認可など好感して上げECB緩和による買い再燃の期待

味の素

 味の素<2802>(東1・売買単位千株)は後場一段強含んで始まり、2688.5円(81.0円高)まで上げて9月以降の出直り相場で高値に進んだ。昨22日付で、辛くないトウガラシから同定されたカプシエイト類の一種で、同社独自の抗肥満素材である「ジヒドロカプシエイト」が欧州委員会からサプリメントおよび粉末飲料用途でNovel Food(新規食品)(以下「ノベルフード」)の認可を追加取得したと発表。製品化や販路拡大への期待が高揚している。今期の業績は連続最高益を更新する見込みで、第2四半期の決算発表は11月5日の予定。ECB(欧州中央銀行)が追加緩和に進む可能性が強まったと伝えられる中、日本株の主力銘柄のひとつとして欧州勢による買い再燃の期待が出ている。

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