【株式市場】朝方は急伸したが円高ユーロ安など気になり日経平均など小幅安

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8885円84銭(17円18銭安)、TOPIXは1544.04ポイント(3.15ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億3225万株

チャート15 29日前場の東京株式市場は、米国の利上げ見送りやNY株式の198ドル高などを受け、日経平均は朝方に177円87銭高(1万9080円89銭)まで急伸したが、対ユーロでの円相場が2円近く円高に振れたことなどが逆風になり、11時頃には25円89銭安まで軟調転換した。個別物色の色彩が強まり東証2部指数とマザーズ指数は小高い。

 山崎製パン<2212>(東1)が昨日発表した四半期決算を好感して大幅反発となり、科研製薬<4521>(東1)ゼリア新薬工業<4559>(東1)も好業績や増配、業績予想の増額が評価し直されて急反発。ホロン<7748>(JQS)は好決算への期待などで連日出直りを強め、フォトクリエイト<6075>(東マ)は人工知能による顔認識システムの開発などでストップ高。上場2日目のバルニバービ<3418>(東マ)もストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億3225万株、売買代金は1兆3388億円。1部上場1906柄のうち、値上がり銘柄数は891銘柄、値下がり銘柄数は864銘柄となっている。

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