綿半ホールディングスの第2四半期業績はホームセンター事業など好調で大幅増益

■3月通期の営業利益は35.8%増を見込む

 綿半ホールディングス<3199>(東2)は29日、さる10月15日の上方修正に続いて3月期第2四半期連結業績を正式に発表した。

 第2四半期連結業績累計(15年4月~9月)の売上高は、前年同期比6.5%増の426億6100万円、営業利益は同4.3倍の7億7800万円、経常利益は同3.2倍の8億8900万円、四半期純利益は同3倍の6億1400万円と大幅な増益を達成した。

 発表によると、ホームセンター事業では、4月から5月の好天で飲料や園芸用品が好調に推移し、9月からの冷え込みにより秋物関連商品が好調な滑り出しとなった。また食品ロス率改善などの原価低減策が寄与し、利益率が改善した。

 建設事業では、前期からの繰越大型工事の自走式立体駐車場建設が順調に進捗し、売上高が増加した。また建築鉄骨を中心に比較的利益率のよい物件が上期に集中し、利益を押し上げている。

 通期の連結業績予想も10月15日に上方修正しており、売上高は887億6800万円(前期比6.2%増)、営業利益は13億8300万円(同35.8%増)、経常利益は15億3700万円(同35.0%増)、純利益は12億6000万円(同5.5%減)を見込む。

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