曙ブレーキ工業が決算発表延期と17年ぶり無配を落胆し12年半ぶりに300円割る

株式市場 銘柄

 曙ブレーキ工業<7238>(東1・売買単位100株)は朝方に一時18.8%安の294円(68円安)まで下げ、2003年5月以来12年半ぶりに300円を割る場面を見せた。昨4日の取引終了後、不適切な会計処理の可能性と第2四半期の決算発表延期、中間・期末配当の見送りなどを発表。落胆が走った。通期の無配は17年ぶりになる。300円前後という株価水準は、2008年以降、何度も下げ止まってきた水準。このため、本格的に割り込んだ場合は下値岩盤が割れる形のモミ合い割れとなり、テクニカル的には200円前後まで下値メドが後退することになる。

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