インフォメーションクリエーティブの16年9月期業績予想は、増収大幅増益を見込む

■今期は、IT投資の回復基調の持続に加え金融機関の大型案件、官公庁向け需要の増加も引き続き期待される

 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の16年9月期業績予想は、増収大幅増益を見込む。

 16年9月期連結業績予想は、売上高74億33百万円(前年同期比9.4%増)、営業利益4億26百万円(同30.7%増)、経常利益4億64百万円(同22.2%増)、純利益2億93百万円(同41.7%増)を見込む。

 今期業績予想に関して、同社が属する情報サービス業界においては、引き続き技術者が不足するものと予想されるが、IT投資の回復基調の持続に加え金融機関の大型案件、官公庁向け需要の増加も引き続き期待される。また、クラウド型サービスの進歩に伴いシステムの構築型から活用型への移行による案件規模の縮小化も予想される。

 そのような状況の中で、同社の経営戦略では、「ITソリューション事業の安定成長」、「ITサービス事業の成長加速」、「強固な人材基盤・組織基盤の構築」の3つの基本方針を挙げ、今期業績予想の達成を目指す。

 前期最終利益は、2億06百万円(前年度期比113.0%増)と大幅増益であったが、今期はさらに前期を大幅に上回ることを予想している。

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