【話題株】アーバネットコーポレーションは12月中間配当の利回り2%台と魅力

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■業績好調で開発用地も首都圏の開発環境に先手打ち来々期まで取得進む

アーバネットコーポレーション<3242>(JQS)は10時にかけて290円(3円高)前後で売買をこなし、第1四半期決算(7~9月)を発表した翌日の280円を下値に強い展開が続いている。

東京都区内の駅から10分以内のエリアで独自性のあるマンション開発を展開し、今期・2016年6月期の業績見通しは売上高が前期比34%増、1株利益は36.1円、配当は1円増の年14円(中間7円・期末7円)。株価水準がPER8倍台に過ぎない割安感に加え、配当利回りが12月中間配当だけでも2.4%前後に達することなどが注目店のようだ。

首都圏のマンション開発環境は用地価格の上昇や資材・人件費の高騰などにより建設コストの高止まりなどが顕著とされるが、同社はすでに自社開発用地を16年6月期は641戸分、17年6月期も684戸分契約済みで、17年6月期も147戸分まで契約済み。主軸の投資用ワンルームマンションは低金利や円安傾向、相続対策などで需要が強いため、事業環境は好調といえそう。投資家の中には、投資用マンションには手が届かないが利回り運用を兼ねた代替投資先として同社株に注目する様子もある。

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