【季節の一枚】浅草の羽子板市

羽子板

2014年12月19日(金)18時。今年の東京浅草寺「歳の市」(羽子板市)は、17日~19日の開催だった。昨年は冷たい雨で参拝者はまばらだったが、今年は冷え込んだものの雨はなく多くの人でにぎわっていた。

正月の遊びとして広く知られる「羽根突き」、それに用いる羽子板は新春の縁起物として親しまれ、その歴史は室町時代以前にさかのぼるという。歌舞伎の名場面や美麗な舞踊姿などを描いた「押し絵羽子板」は江戸時代後期の隆盛を背景に浮世絵師の描く役者絵を押絵細工として羽子板に取り付けたのが始まりだそうだ。写真のなかった当時、大変な人気だったということだ。

【季節の一枚】浅草の羽子板市 東京芸術大学デザイン科の現代風の羽子板も多くの人の目をひきつけていた。粋なハチマキ姿の大将の姿も羽子板に囲まれぴったり。遠くに、青白いライトの東京スカイツリーが師走の夕闇をほのかに照らしていた。

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