【株式市場】米小売売上高の発表など控えるが好決算株など強く全般持ち直す

株式

◆日経平均の終値は1万9596円91銭(100円86銭安)、TOPIXは1585.83ポイント(7.74ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億2262万株

チャート14 13日後場の東京株式市場は、米国の利上げ判断材料として注目される米10月小売売上高、生産者物価指数が日本時間の今夜10時~11時に判明するため様子見ムードはあったが、13時30分に四半期決算を発表した大塚ホールディングス<4578>(東1)が急伸するなど好決算銘柄に対する反応は強く、日経平均は時間とともにモミ合いの下値をセリ上げて本日の高値圏で大引けとなった。主な株価指数の中では日経JASDAQ平均が小高い。

 後場は、正午に前期決算を発表したコナカ<7494>(東1)、13時に四半期決算を発表したゼビオ<8281>(東1)日本基礎技術<1914>(東1)梅の花<7604>(東2)などが急反応の値上がりとなり、日本郵政<6178>(東1)は連日高値。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前期好決算に加え自社株買いなども好感してストップ高。

 東証1部の出来高概算は22億2262万株(前引けは11億5064万株)、売買代金は2兆4684億円(同1兆2832億円)。1部上場1913柄のうち、値上がり銘柄数は639(同454)銘柄、値下がり銘柄数は1147(同1349)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は8業種(前引けは3業種のみ)となり、値上がり率上位の業種は、水産・農林、食料品、その他製品、小売り、建設、精密、空運、銀行だった。

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